現代日本の闇に斬り込む真骨頂ラップ。Awich(エイウィッチ)『洗脳』

和の『叡智』/日本文化を味わえる、オススメの楽曲を紹介するコーナーです。

 

Awich(エイウィッチ)『洗脳』
を味わおう

PV

 

歌詞

 

歌詞全文を掲載すると長くなりますので、印象に残る部分を抜粋します。

 

下界に忍ぶ三体の菩薩が
Neo babylonia の街を歩く
丸く背を曲げ足取り深く
毒を持つ蛇を好む孔雀
運命という名の情報戦
とは知らずに受け取る処方箋
セックス スポーツ スクリーン
目が眩む愚民 操るルーティーン
究極 面白けりゃいい
感情移入で洗脳するゲーム
サテンシャツ着たペテン師は踊る
マウンティングとるマーケティングビジネス
欲は底なしもう勘ぐるな
踊れ日本のメイドインアメリカ
形変えてく快楽 快感の連続
バカばっかだ全く
アスファルトよろしく敷き詰められた
ルールや普通という言葉
思考回路に巧みに絡みつき
根をはられたが運の尽き
それは想像力に影響して
我々の行動パターンさえも設定
プログラミング教育
ウィーアーザロボットまさしくクラフトワーク

黒人文化×日本文化の
見事な融合作品

 

もともと「ラップ」は、ブラックカルチャー(黒人文化)から誕生したもので、
アウトロー的な反骨精神でもって、社会問題に斬り込んでいく側面があります。
(※他にも色んな要素はありますが、そういった役割もあるということ)

 

実は、日本にも、
●「傾く」(かぶく)
●「傾奇者」
(かぶきもの)
という文化があり、戦国時代末期から江戸にかけて誕生しました。
斜に構えた、危ない雰囲気を放ちつつも、世の中に対して果敢に斬り込む役割を持った、異端な「存在」です。

 

そういった意味で、今回の楽曲『洗脳』は、
伝統的な日本における「傾奇者」の文化と、ブラックカルチャー(黒人文化)が、
見事に融合した真の「日本語ラップ」と言えるかもしれません。正に圧巻です。
近年稀に見る、日本語の「凄み」を味わえる楽曲と言えるでしょう。

 

 

収録されているアルバム

Awich(エイウィッチ)【孔雀】
2020年にリリースされたアルバム【孔雀】。今回ご紹介している楽曲『洗脳』が収録されています。

 

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