【2】「常識」に支配され、自分を失い、騙されまくった男の末路

【肚真利】経歴ストーリーの第2章です。

 

は大人になるにつれて、様々な「常識」を身に付けていきます。
「常識」を身に付けることによって、自分にとって良いこともあれば、悪いこともあります。

 


ただ、あまりにも「常識」を重んじ過ぎてしまうと、自分の人生の可能性を閉ざすことになるかもしれません。

 


僕の場合ですと、大学生の当時、
「正社員になってこそ一人前」
「仕事はツラくても我慢するもの」
「夢見ちゃダメ。現実を見るのがオトナ」
といった「常識」がありました。

 

その「常識」に支配されるとどうなってしまうのか。今回は、そんな男の末路をお話しします。

 

●時給300円、漆黒の社畜。
死に物狂いの「名ばかり店長」

人になって最初に就職をしたのが、今は無き、某99円ショップ。
この頃は、「自分が何者なのか」「何をしたいのか」も分からなかったので、
とにかく、がむしゃらに頑張って働くことにしました。

 


正社員として入社し、ソッコー3ヶ月後くらいに、店長とは名ばかりの「名ばかり店長」に就任。

 


「名ばかり店長」というのは、普通の「店長」ではありません。
「人がどんどん辞めていって、足りねえから、しゃーなしでお前明日から店長ね!」
こんな感じで最速で昇格することができるのです。これがブラック企業の凄いところですね!

 


基本労働時間は、早朝6時から夜22時までの実働15時間。休日は月1回程度。
深夜のアルバイトの子が突如来なくなった時には、連続36時間労働を強いられました。
給料は固定されているので、時給に換算すると平均300円くらいで働いていたと思います。

 

人が足りている時は、早めに切り上げたり、休日をとったりもできましたが、これをあんまりやり過ぎると、上層部に怒られます。

 

「お前だけラクするなボケェ!他の店長は、1週間泊まり込みで働いている奴もいるぞ。
連続36時間?!どこが大変なんだ。アルバイト使うと人件費かかるから、正社員のお前が死ぬ寸前まで働けや!!!」

 

↑こんな感じで怒鳴り散らされるわけです。
ブラックという言葉では足りないくらい、黒さを極めたドス黒さ。まさに「漆黒」でした。

 


今考えると有り得ないのですが、当時は、
「理不尽なことを我慢するのがオトナ」だと思い込んでおりましたので、
自分を押し殺して、文句も言わずに黙って従っていました。

 


「これが社会。どうせこんなもんだろう」
そうやって自分の気持ちに嘘をつき、あきらめていたのです。

 


ところが、カラダというものは正直ですね。

 


数年間勤務した後、疲労が溜まって体調を崩した上に、ストレスでハゲる寸前になり、
退社することを決意します。

 

●自由に憧れるも、
極楽で甘い言葉にそそのかされる


黒の闇から抜け出した後は、工場などを転々としながら、副業でもスタートできる方法を模索していました。
「このまま一生社畜のように働くのは嫌だ!」
という思いが強くなり、何とか自分で稼がねばと思い始めたのです。

 

その時に見つけたのが、インターネットを使ったビジネスでした。
「初期費用もほとんどいらないし、在宅でできるし、素敵やん!」
そう思って、テンションが上がったのです。

 

でも、世の中はそんなに甘くはありませんでした…。

 


インターネットを使ったビジネスといっても実に様々。まずは勉強しようと、本を買って学んで、実践してみるも、長くは続かず、挫折して、また新しいノウハウを追いかけまわす。

 


「やっぱり高額なセミナーとか塾に入らないとダメなのかな」
と思い、なけなしの貯金を使って参加したこともあります。

 


そんなことを繰り返していると、お金を稼ぐどころか、減り続けるいっぽう…。
ノウハウを買って騙された金額100万円を見事達成したのです。

 

●次回予告。原点回帰。
本当の「自分」で勝負する

由に羽ばたきたくて副業をスタートするも、
最初はなかなか上手くいかず…

 


でも、「ある人」の言葉を思い出し、実践し始めてから、状況は良い方向へと変わっていくのです。

 


続きは次回、第3章へ。

 

●おまけ。
ひと休みのエンディング音楽♪

最後までご購読いただきましてありがとうございます。
次の話に行く前の、ひと休みということで、音楽をシェアしておきます。
のんびり聴きながら、くつろいでいただければ幸いです♪

 


hide with Spread Beaver
『ピンク・スパイダー』

 

X JAPANの天才ギタリストであり、伝説的なロック・ミュージシャン、hideさんの数ある代表曲の一つです。歌詞も、PVの映像も含めて暗喩的な表現が多いので、解釈や受け取り方は、人によって様々だと思いますが、がんじがらめな情報化社会への皮肉ともとれますね。色々な角度から深読みしてみると、面白いです。