【2】理不尽なまでにブラック。自分を失い、騙されまくった男の末路

【2】理不尽なまでにブラック。自分を失い、騙されまくった男の末路

【肚真利】経歴ストーリーの第2章です。

 

人になって最初に就職をしたのが、日本最大級のブラック企業。
日本にかつて存在した、某99円ショップです。

 

 

ちなみに、「ブラック企業」というのは…

従業員に対して、過重なノルマや長時間のサービス残業を課したり、
賃金の未払いなど、違法性の高い働き方を強いる企業の総称。
2000年代後半から、インターネット上のスラング(隠語)として広まった言葉。

 

僕に言わせれば、ブラック(黒)にも段階があります。
僕が働いていたところは、完全な真っ黒
黒の中で最も暗いとされる、「漆黒」と言っても過言ではないでしょう。

 


この頃は、「自分が何者なのか」「何をしたいのか」も分からなかったので、
とにかく、がむしゃらに頑張って働くことにしました。

 

*時給300円、漆黒の社畜。
死に物狂いの「名ばかり店長」


社員として入社し、ソッコー3ヶ月後くらいに、店長とは名ばかりの「名ばかり店長」に就任。

 


「名ばかり店長」というのは、普通の「店長」ではありません。
「人がどんどん辞めていって、足りねえから、しゃーなしでお前明日から店長ね!」
こんな感じで最速で昇格することができるのです。これがブラック企業の凄いところですね!

 


基本労働時間は、早朝6時から夜22時までの実働15時間。休日は月1回程度。
深夜のアルバイトの子が突如来なくなった時には、連続36時間労働を強いられました。
給料は固定されているので、時給に換算すると平均300円くらいで働いていたと思います。

 

人が足りている時は、早めに切り上げたり、休日をとったりもできましたが、これをあんまりやり過ぎると、上層部に怒られます。

 

「お前だけラクするなボケェ!他の店長は、1週間泊まり込みで働いている奴もいるぞ。
連続36時間?!どこが大変なんだ。アルバイト使うと人件費かかるから、正社員のお前が死ぬ寸前まで働けや!!!」

 

↑こんな感じで怒鳴り散らされるわけです。
ブラックという言葉では足りないくらい、黒さを極めたドス黒さ。まさに「漆黒」でした。

 

 


今考えると有り得ないのですが、当時は、
「理不尽なことを我慢するのがオトナ」だと思い込んでおりましたので、
自分を押し殺して、文句も言わずに黙って従っていました。

 


「これが社会。どうせこんなもんだろう」
そうやって自分の気持ちに嘘をつき、あきらめていたのです。

 


ところが、カラダというものは正直ですね。

 


数年間勤務した後、疲労が溜まって体調を崩した上に、ストレスでハゲる寸前になり、
退社することを決意します。

 

*自由に憧れるも、
極楽な甘い言葉にそそのかされる


黒の闇から抜け出した後は、工場などを転々としながら、起業する方法を模索していました。
「このまま一生社畜のように働くのは嫌だ!」
という思いが強くなり、何とか自分で稼がねばと思い始めたのです。

 

 

その時に見つけたのが、インターネットを使ったビジネスでした。
「初期費用もほとんどいらないし、在宅でできるし、素敵やん!」
そう思って、テンションが上がったのです。

 

でも、世の中はそんなに甘くはありませんでした…。

 


インターネットを使ったビジネスといっても実に様々。
まずは勉強しようと、本を買って学んで、実践してみるも、長くは続かず、
挫折して、また新しいノウハウを追いかけまわす…このサイクルを繰り返していました。

 


「やっぱり高額なセミナーとか塾に入らないとダメなのかな」
と思い、なけなしの貯金を使って参加したこともあります。

 


そんなことを繰り返していると、お金を稼ぐどころか、減り続けるいっぽう…。
ノウハウを買って騙された金額100万円を見事達成したのです。

 

 

*次回予告。原点回帰。
本当の「自分」で勝負する

由に羽ばたきたくて、自分でビジネスをスタートするも、最初はなかなか上手くいかず…


ただ、ブラック企業勤務によって、働く「体力」は培われたような氣がしますし、
理不尽な状況に耐える「メンタル」も鍛えられたと思います。
(そういう意味では、感謝です♪)


例え稼げていなくても、例え騙されてしまっても、「体力」「メンタル」を使い切って、
頭をフル稼働させ、とにかく手を動かしまくりました。


そして、「あること」に氣づき、
実践し始めてから、状況は良い方向へと変わっていきます。